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2025/12/12
年末に見直したい! 我が家の冬の防災
年末は、家の中を整える機会が自然と増える時期です。そのため、防災ストックの確認や点検を行うには、ちょうどよいタイミングといえます。
12月8日に発生した青森県東方沖を震源とする地震では、5道県で9,282人が避難し、51人の負傷者が出ました。真冬の災害ということもあり、停電や断水が長引く可能性や、暖房が使えない状況を想像して「冬の防災をもう一度見直さなくては」と感じた方も多いのではないでしょうか。
安心して新年を迎えられるよう、ぜひ一度、防災ストックと設備まわりを見直してみませんか。
冬季に見直したい防災ストックは?
まず、飲料水やレトルト食品、カップ麺などの賞味期限、カセットボンベの残量や使用期限を確認しましょう。
卓上コンロは停電時でも使えるため、冬場の調理手段として大いに役立ちます。電気が止まるとIHクッキングヒーターやエアコンが使えなくなるため、「電気だけに頼らない備え」を持っておくことが大切です。
また、懐中電灯やモバイルバッテリー、携帯ラジオ、防寒用の毛布やカイロなど、寒さと暗さへの備えも見直しましょう。
冬季は気温低下が早く、停電した住宅では体温を奪われやすいため、保温できるアイテムが多めにあると安心です。
ガス漏れ警報器や住宅用火災警報器には交換期限があります。年末の「安全チェック」のひとつとして、そろそろ交換時期ではないかを確認してみてください。
屋外に設置されている給湯器やボンベまわりについては、落ち葉や雪、倒れやすい物がないかといった“環境の確認”だけでも十分です。
防災は、特別な取り組みではなく、日常を少し整えることの延長線上にあります。無理のない範囲で、ご家庭の備えを点検してみてはいかがでしょうか。
「エネルギーの備え」についても考えよう
皆様に普段からお使いいただいているLPガスは、災害時にも比較的早く復旧できるエネルギーとして知られています。
ボンベ単位で独立しているため、都市ガスのように広範囲の地下配管が止まる心配がなく、建物ごとに安全確認を行いながら順次供給を再開できます。
停電が発生しても卓上コンロや一部のガス機器が使えるため、温かい食事を確保できる点は大きな安心材料です。
とくに冬は、温かい食事やお湯が生活を支える力になります。非常用のカセットガスや卓上コンロを備えておくことで、いざというときの選択肢が広がります。
「エネルギーの備え」というと大げさに感じるかもしれませんが、日々の暮らしの中で少し意識を向けるだけで、防災力は大きく高まります。
LPガスの安全利用や非常時の備えについて気になることがありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。

